盛り塩の形をきれいに整えることができます。
部屋を浄化したり気を安定させたり、元に戻したりと様々な場面で祓い清め、この先を良い方向に導いてくれる盛り塩。
そのイメージから神官さんがお祓いをしている姿を思い浮かべ、神官さんがいつもその手に持っている笏(しゃく)の形をそのままに、盛り塩を作るときに使い易いへらとして宮忠が独自に考案したものです。
材料には木曽桧の赤身で柾目材を使用しています。
この木曽桧は樹齢200~300年程の天然木の無垢材です。
国の営林署が管理しているもので、現在では天然木の銘木として有名で、無垢で使うのは贅沢とまで言われるようになってきました。
他の産地から伐り出される桧とは値段もまったく違ってまいります。
宮忠で販売している岩塩はサラサラとしていて、盛り塩を行う際には浄水用スプレー容器などで岩塩に水分を含ませます。
水分を含んだ岩塩は、素手で触ると手に付いて、盛り塩を作り終えた後の机にお塩が散乱していた、なんてことも度々あります。
「塵も積もれば山となる」と諺(ことわざ)があるように繰り返し盛り塩を行うたびにお塩が無駄に減ってしまうのは勿体無いことです。
そこで登場するのが、宮忠が創造したこの笏(しゃく)型の盛り塩用へら。
盛り塩を造る時に使いやすい形を考えに考えて、たどり着いたのが笏(しゃく)型のへらでした。 笏型のへらですので本物の笏のように手に持つ部分は板の厚みを厚く、先へ向かうほど薄く削ってあります。 このように一枚の板の厚みを変えて削るには、 真直ぐ同じ厚みの板に削るよりもずいぶんと手間が掛かるものです。 しかしこうして作ることにより、へらの先が薄くなっているので使い易く、塩がすくい易くなります。 | |
この形状でへらが作れるのは、材料で使用している木曽桧製の特徴でもある粘りが関係しています。 この粘りがある為、お塩を混ぜたり・こねたりするのに適しているのです。 ※木曽桧製の材料は、神様に関するものに多く使用されている材料です。 この笏型へらには仕上げの削りをかけた後に、木を保護するためと、いつまでも綺麗にお使いいただけるように、蜜蜂が天然自然に作り出す蜜蝋(みつろう)で作られたワックスを施しています。 隅々まで丁寧に作り上げられた笏型のへらには、宮忠のオリジナル商品である印に【刻印】が入っています。 |
宮忠ではこのように細部にわたるまで、こだわりをもって物造りをしています。
「手間を惜しんではよい物造りは出来ない。」との先代の教えを守り真剣に物造りをしています。
このへらのことを知り、このへらだけをご注文くださるお客様が多くいらっしゃるのも、このこだわりを体感いただけたからだと思います。
宮忠が手間を惜しまずに作った盛り塩用の笏型へら。
きっと御満足いただけるものと自信を持ってお勧めいたします。
■サイズ(約・mm) | 長137 ※こちらの商品は1本での販売となります。 |
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■重量(約・g) | 1~2(参考商品) |
■材質 | 木曽桧製 |
■お手入れの方法 | 乾いた布巾などでカラ拭きしてください。 |
■替え時・処分の方法 | お塩で清め、可燃物として処分してください。 |
いただいたご質問にお答えしている、 “宮忠Q&A 一文一燈”もご覧ください。 |
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