以前水晶が採取された乙女鉱山をはじめとした鉱山跡地は、現在国定公園に指定されており、新たな採掘は一切できない地域となっております。
この商品は山梨県水晶美術彫刻組合の企業が昭和初期より保有していた貴重な原石を組合が譲り受け作られた古代勾玉になります。また、組合の伝統工芸士により吟味・監修され、伝統工芸士によって作られた商品です。いわゆる甲府研磨、山梨研磨といわれているものになります。
【山梨県産の水晶について】
山梨県産の水晶(珪石)や鉱物は、江戸時代から昭和時代にかけて約200年にわたり採掘されてきました。採取された鉱床は、甲府花崗岩類を基盤とする岩盤中に発達する網状熱水鉱床だと考えられています。山梨県産の水晶(珪石)は、現在は国定公園に指定されており採掘はできません。新たに採掘されるその他の石とは違い、資源が限定されております。
【乙女鉱山とは】
山梨県牧丘町(現山梨市)にあった鉱山で、もともとはこの鉱山で採れる「タングステンの鉱物」を運ぶ役割を女性が担っていたことから名付けられた名前だと言われており、鉄重石や石英などが採掘され、石英は光学ガラスの原料として使われていたと言います。鉱山は1981年に閉山されました。
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