じっくりと時間を掛け、添加物を一切使用せず、
「いにしゑの時代」より使われてきた製法で仕上げました。
ひごと朝夕いにしゑの塩は、三重県鳥羽市国崎(くざき)の海で汲み上げた海水を使用しています。
国崎町では、熨斗あわびの里として古くから伊勢神宮へ熨斗鰒(のしあわび)を献上しています。
その歴史は古く2000年以上の伝統を誇っています。
この国崎町で汲み上げた海水を竃焚きし、天日干しで仕上げたお塩が「ひごと朝夕いにしゑの塩」です。
汲み上げた海水を緻密で硬いウバメガシの薪で焚き上げ、
7日間天日干しにすることで海のミネラルたっぷりの塩に仕上がります。
その際添加物は一切使用せず、いにしゑの時代より使われてきた直煮(じきに)製塩で塩本来の味を引き出します。
手間暇をかけて作るこの塩は特に海水を汲み上げる場所にこだわり、その場所を国崎(くざき)としました。
北に伊勢志摩を代表する離島である菅島・神島・答志島が並び、南には志摩半島が広がる国崎の海は、
親潮と黒潮が激しくぶつかり合うため流れが速く、生きの良い魚や水鳥の群れ集う生命力に満ちた場所です。
倭姫命御船に乗り給ひ、
御膳御贄の処を定めたまふ。
嶋国の国崎嶋に幸行して、
「朝の御饌夕の御饌」と詔ひて、
湯貴潜女等を定め給ひて、...
—倭姫命世紀より
約二千年前、天照大御神が伊勢神宮ご鎮座の後、倭姫命(やまとひめのみこと)が、大御神に献上する御贄(みにえ)を求めて志摩国を船で巡りました。
その際に寄った国崎の鎧崎(よろいざき)で、海女の「おべん」が差し出した鰒(あわび)を大そう喜ばれ、けがれのない清浄な海女を「湯貴の潜女(ゆきのかづきめ)」とし、この場所を御贄処(みにえどころ)と定めました。
このように国崎鎧崎の海は、日本書紀などの日本神話にも登場し、現代でも伊勢神宮と深い関係を持っています。
幾つものこだわりと自然の力を借りて仕上げた「ひごと朝夕いにしゑの塩」は、上品でまろやかな甘みのある塩となります。
【製造工程】 | |
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一、汲み上げ | 三重県鳥羽市国崎の海で海水を汲み上げ。 |
二、薪の選定 | 伊勢志摩に多く生息するウバメガシは火力があり火持ちが良い薪です。 |
三、焚き上げ | ゆっくり時間をかけながら海水から水分を蒸発させ、塩の結晶を作ります。 |
四、天日干し | 天日でゆっくり時間をかけながら余分な水分を蒸発させていきます。 |
五、完成 | 自然の力でできあがる塩は上品でまろやかな甘い塩ができあがります。 |
盛り塩や食用としてご使用いただけます。
鳥羽マルシェのレストランでは、天ぷら用のお塩として使用されているようです。
■内容量 | 160g | ||||||||||||||
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■原材料名 | 海水(鳥羽市国崎沖) | ||||||||||||||
■栄養成分表示(100g当り) |
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